2016/04/20

最近のTwitterまとめ。2016年4月まで。

最近のTwitterからまとめ。

ちょっとだけ仕事の話。
自分が脚本を担当しました映画、正式タイトル『バイオハザード:ヴェンデッタ』に決定。
そしてバイクのドゥカティとコラボですって。監督がどんなチェイスを仕上げるのか僕も楽しみです!
で、7月放送のTVアニメ『ベルセルク』でシリーズ構成と脚本をやってます。
漫画原作やストーリー協力。
『魔法少女特殊戦あすか』『マーメイド・ラヴァーズ』
『王様達のヴァイキング』『彼女と旅する崩壊後世界』も引き続きよろしくお願いいたします……!

読んだ本、漫画の話。
アメコミ、DCコミックスの『フォーエバー・イービル』を読みましたよ。
『バットマンVスーパーマン』でも存在感を発揮していた悪役レックス・ルーサーがこの漫画の主人公。
「悪役たちが、不本意ながらもっと悪い連中と戦う」という僕が大好きなヤツです。
ホロリくるところもあって大満足。

如意自在著、まんがタイムきららフォワード連載『はるかなレシーブ』の単行本一巻を読む。
百合度の高いビーチバレー漫画なんですが、あまりに自分の好みすぎて圧倒的な多幸感に包まれました。
ありそうでなかったこういうビーチバレー漫画! 熱烈にアニメ化希望です(気が早い)。


東山彰良著『ブラックライダー』上・下巻読了。
西部劇とポストアポカリプスと寄生虫SFパニックが同時に楽しめるという超欲張りかつ壮大なバイオレンス・アクション。
容赦のない展開と乾いた暴力描写にシビれっぱなしでした。

ドン・ウィンズロウの新作『報復』読了。とんでもなく面白かった!
元特殊部隊員の主人公が、妻子の復讐のため世界中で戦う!
『ストリート・キッズ』も『フランキーマシーンの冬』も『犬の力』も面白かったけど、
今作はぐっとミリタリーファン向けの仕上がり。
これはもう映画にするしかないでしょうと読みながら思った。
監督はピエール・モレルかスコット・ウォー(『ネイビーシールズ』『ニード・フォー・スピード』)で。
主演はトム・ハーディかライアン・ゴズリングが個人的に観てみたいです。

ゴード・ロロ著『ジグソーマン』読了。
交通事故で妻と息子を亡くした主人公。
仕事をやめてホームレスになり、自暴自棄な毎日を送っていた。
そこに現れる白いリムジンと謎の男。
「右腕を一本200万ドルで売らないか?」
異様な誘いにのったのが運の尽き。とてつもない恐怖、狂気の傑作。

ベン・H・ウィンタース『世界の終わりの七日間』読了。
シリーズ一作目『地上最後の刑事』二作目『カウントダウン・シティ』を経て、この本で三部作完結。
「崩壊後の世界(ポストアポカリプス)」ではなく、
「崩壊直前(プレアポカリプス)の世界」を描いたSFハードボイルド。面白かった!

バリー・ライガ著『殺人者たちの王』読了。創元推理文庫。
全米最悪の猟奇殺人犯を父に持つ主人公ジャズが難事件に挑む。
青春ミステリー『さよなら、シリアルキラー』の続編。
超面白かったけれども、三部作の二部作目なのでとんでもない終わり方をする。
スターウォーズで言えばEP5『帝国の逆襲』


ここから海外ドラマの感想。

ネトフリで海外の法廷ドラマ『殺人を無罪にする方法』を観始める。
第1シーズン、結末次第というところもあるんですが、脚本・構成の完成度がめちゃくちゃ高くてびっくりしました。
あと、いわゆる「お色気担当」が男キャラで、男が男を口説くシーンがたくさんあるのが面白い。

huluで海外ドラマ『ザ・ラストシップ』観賞。
ミリタリーアクションとパンデミックパニックを組み合わせた超派手な作品。
こんなに戦闘シーンカッコイイならもっと早く観ておけばよかった!
大好きな作品になりそうだけど、内容が内容だけにダレ場は覚悟しておきます。
『ザ・ラストシップ』の主人公の一人と言っていい「駆逐艦ネイサン・ジェームズ」。
5インチ単装砲が「キュイーン」と動く度に、あまりに頼もしい&可愛らしくて身悶えする。

amazonビデオで配信が始まった海外ドラマ『マッド・ドッグス』がめちゃくちゃ面白い!
ベリーズ諸島の豪華な別荘に、大学の同級生だった五人組が同窓会で集まる。
観光地を満喫する五人だったが、ある夜のパーティー、
「猫が入ってきた」
というセリフの瞬間すべてが崩壊。急転直下の犯罪ドラマ。
「海外で犯罪に巻き込まれたド素人のグダグダっぷり」という、
本来とても物語化しにくい要素をしっかりとした筋立てに仕上げているのが楽しかったです。
バイオレンスシーンがいつも唐突なので心臓に悪い。


映画の話題。

シャマラン新作『ヴィジット』これは怖い。面白い。
幼い姉弟が、田舎の祖父母の家に泊まりがけで遊びにいくが何かがおかしい。
そして「ある事実」が判明した瞬間、自分のキモがキュッと縮こまって冷えていくのが実感できました。
でも二回目を観たらコメディっぽく感じるという一粒で二度美味しい映画。

二回目三回目はさておき、初見の『ヴィジット』は本当に怖いと思う。
もう途中からはおばあちゃんがクッキー食べてるだけで怖い。
明らかに嫌な物音がして怖い。そして弟くんのラップは癒やし。

映画『葉問(イップ・マン)3』を香港盤ブルーレイで観ました。
そのうち日本公開されると思うのですが、僕はせっかちなので輸入に頼ってしまうのです。
もう50歳過ぎてるはずなのに、まだまだベストバウトを更新していくドニー・イェンは本当に凄い。
あと、今回ドニーと戦うマイク・タイソンはさすがにボクシングが上手かったです(そりゃそうだ)。

少し前に試写会で『ボーダーライン(原題 Sicario)』観ました。
仁義なきアメリカ・メキシコ麻薬戦争サスペンス。超面白かったです。
ヘビー級の見応え、後味の悪さ。全編を貫く無力感と部外者感。意図的に爽快感が排除されたアクション。
文句なしの画作り。嫌な映画だけど一見の価値ありです。

映画『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』観てきましたよ。
ここ最近のドラ映画のなかでは一番面白かった……!
特に、原始人の少年ククルの表情や作画が素晴らしかったです。
もしも俺がギガゾンビだったらククルは「せっかくだから……」ってな感じであれやこれや拷問されてたと思う。

『マイ・インターン』 
バリバリ働く女性社長(アン・ハサウェイ)と、その部下になった老人(ロバート・デ・ニーロ)の素敵な友情物語。
「理知的で清潔感があって、女性の仕事に理解を示し、決して他人をバカにしない男」が
周囲にいい影響を与えていくという、すごくまっとうな映画です。おすすめ。
ちなみに『マイ・インターン』は吹き替え版のほうがおすすめです。
最近、個人的には洋画字幕の情報量が少なすぎる印象。
吹き替え版のほうが楽しめる映画が増えてきました。
まあ、こういうこと言い出すと最終的には英語勉強しようぜ、ってなっちゃうんですが……。

ジャッキーの新作『ドラゴン・ブレイド』!
ここ十年くらいのジャッキー映画では一番のデキだと思うんですがどうでしょう。
濃厚な男同士の友情に絡むのは、極悪非道な嫉妬の鬼を演じるエイドリアン・ブロディ。
アクションもいいし、たくさん人が死んで悲しい。いい映画です。
2015/10/19

2015/10/19

最近のTwitterなどからまとめ。

 アサウラさんと一緒に、高級スーツのスパイ映画『キングスマン』観てきましたよ。観た直後は、オーダーメードのスーツ以外すべてダサく感じるという恐るべき映画。アクションが凄い。笑えるし、燃える展開もある。悪趣味だなー! と思うところはあるもののとにかく気に入りました。面白い!
『キングスマン』のコリン・ファースは素晴らしかった。スーツ姿で、ただ歩くだけ、立っているだけでシビれるほどカッコ良かった。この映画の影響で、完全にコリン・ファースのイメージがアクション俳優に上書きされてしまった。これでもう『96時間』以降のリーアム・ニーソン路線もいけます。
 キングスマンにはいいところがたくさんあるのですが、やっぱりアクションが凄かった。カメラワークに癖があって、何かが普通のアクションと違うんだけど、僕は別に撮影技法に詳しいわけではないのでその「何か」がわからない……! 大画面で観るべき迫力だと思います。

 もうちょっとキングスマンの話。コリン・ファースとマーク・ストロングの演技やキャラクターがすごくよくて、完全に主人公のタロン・エガートンの損をしてますね。あとこの映画、主人公たちの側が、フツーの娯楽映画なら許されないレベルの「ある行為」を平然とやっちゃうあたりが特に好きです。気持ちいいシーンですよ例の花火。
『キングスマン』でさらにファンが増えそうな「マーリン」ことマーク・ストロング。僕が一番好きなマーク・ストロングは『ビトレイヤー』に出てるとき。ジェームズ・マカヴォイも出てて二度美味しい。夜のロンドンを背景にした美しい銃撃戦が楽しめます。

 そして『キングスマン』原作のコミックのほうも買って読みました。もちろん原作と映画には色々と違いがあって、個人的には映画版のほうが面白かったです。マーク・ミラーは倫理観に偏りがあるので、こう……引っかかるポイントも多いのですが、好きなポイントが好きすぎるので結局好きだ。

 マーク・ミラーつながりで新作アメコミの話。『ネメシス』読みましたよ。スーパーヴィラン(悪役)が主人公で、とにかく殺しまくる。普通だったら漫画の主人公にするときは「悪党だけど根はいいやつ」みたいな設定があったりもしますが、ネメシスにはそういうの一切なし。好き嫌いがはっきり分かれそうな怪作。



 ここからは少し読んだ本の話で。
 ジュリオ・トノーニ、マルチェッロ・マッスィミーニ著『意識はいつ生まれるのか 脳の謎に挑む統合情報理論』読了。「人の意識」に関する研究で、何が最前線なのかはとても難しいのですが、どうやらこの本は先頭集団っぽいな……という内容。こういう本読むともっと頭良くなりたいなー、と思います。


 小池みき著『同居人の美少女がレズビアンだった件。』読みました。恋愛エッセイ漫画としても楽しめるし、セクシャルマイノリティの権利問題にもきちんと触れていて、読みやすいのに読み応えがある! フランスの同性婚はこういう風になってんのかー、とフツーに勉強になりました。おすすめ。

 これ読んでしばらくしたあと、Eテレの番組で実物の牧村朝子さんと森ガールの姿を拝見しました。あまりにも漫画『同居人の美少女がレズビアンだった件。』のイメージそのままだったので、ちょっと感動。


 スティーブン・ピンカーの『暴力の人類史』上下巻読了。合わせて1200ページくらい。字数も多くて情報量みっちりの大著。もうとにかくデータ量が膨大。プロが山ほど集めたデータをもとに、人類の暴力を分析していく。「世の中どんどん悪くなっていく」なんてのはやはり大嘘だった、という内容。「戦争の頻度が減少すると、破壊性が増大する」「女性の権利が拡張された社会ほど治安がいい」「聖書に記された大量虐殺の死亡者数は120万人、これにはノアの大洪水の被害者は含まれない」などなど……大量のデータを読み解いて、ピンカー先生が人類史を新しい視点で解説する。「あれれ? ピンカー先生それは極論じゃない?」と疑問符がつくところがないわけではありませんが、それでも読む価値のある本です。


 読んだ本もう一冊。小林宏明著『銃を読み解く23講』
 僕が大好きな銃器研究家であり翻訳家でもある小林宏明先生の新刊。
「最近銃が好きになったけど、もっと詳しくなりたい!」という感じのひとにぴったりの一冊です。
 イアン・フレミングからアメリカの銃器バラエティ番組まで。幅広い情報満載。



 ここからまた映画の話。
『メイズランナー』をレンタルで観賞。これ劇場で観ておけばよかった! 記憶喪失の少年ばかりが集められた、壁に囲まれた村。その壁の内部は巨大迷路! 迷路には不気味な怪物がいる。主人公がとにかくイイヤツでカッコイイのでグイグイ物語に引きこまれる。もうすぐ公開の続編は劇場で観ます。

 BDでドキュメント映画『ホドロフスキーのDUNE』観ました。面白い面白いと評判は聞いてたんですが、本当に面白かった……! 映画作りは狂気だ! ただのスタッフじゃない、魂の戦士だ! 映画制作内幕ものとしても、変化球の青春映画としても楽しめる一粒で二度美味しい内容。ええ話。


 似たような邦題の戦争映画を立て続けに観賞。
 ポーランド映画の『リベリオン ワルシャワ大攻防戦』と、
 ロシア・ベラルーシ合作映画『ブレスト要塞大攻防戦』。
 どっちもめちゃくちゃ暗くて、英雄は出てこないし輝かしい勝利もない。すごくいい映画だった。

『リベリオン ワルシャワ大攻防戦』
 歴史に詳しい人ならタイトルだけでもピンとくる、「ワルシャワ蜂起」を描いた戦争悲劇。胸に嫌なものが残る重い描写が特徴的な映画。大爆発のあと、巻き込まれた人間の血と肉片が雨みたいに降ってきたりします。

『ブレスト要塞大攻防戦』
 ソ連の要塞都市ブレストが、ドイツ軍の攻撃を受ける。そこから始まる絶望的な戦いを、軍楽隊の少年兵の目を通して描く。虐殺の地獄絵図に、急降下爆撃に、圧倒的な火薬量。ラストはしんみり泣けます。

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』観ました。劇場公開時に超高評価だったのも納得。殺人も爆発もない映画でこんなに幸せな気分になったのは久しぶりです。出てくる料理の美味そうなこと美味そうなこと。音楽も物語も最高。うわー。大好きだこの映画……!

 マッドマックスのゲーム版。プレイ中に、主人公マックスが体力回復のためにいきなり死体の肉を食べ始めたんで、「おいおい大丈夫かこのゲーム」と思ったんですが、よく見たら死体にわいたウジ虫を食べているだけだったので一安心。トロフィーももらえた。

 PS4ゲーム版の『マッドマックス』プレイしてるんですが、オープニングだけで度肝を抜かれてしまいました。ゲーム版のキャラクター、スクロタス将軍はイモータン・ジョーの息子のひとり! 初めて人を殺したのは7歳のとき。アクセサリー感覚で生首を持ち歩くナイスガイです。
「神とドライブシャフトの信仰的共生だ!」なんてセリフが出てきて、ゲーム版のスタッフも『怒りのデス・ロード』の世界観を深めていこうとしてるのが伝わってきてワクワクします。「シリンダーは8個じゃないと話にならん!」
 マッドマックスのゲーム版、脇役陣も強烈なやつばっかり。そのなかでも特にお気に入りが砦のボス「ピンクアイ」。エンジン付き車椅子に乗った足のない老婆で、原子力発電所のサイロをそのまま要塞に改造してしまったという尖りっぷり。このキャラクターはセリフもいちいちかっこよくえ楽しい。


 せっかくネットフリックスのサービスが始まったので、仕事しながら海外ドラマを観まくっています。個人的に一番盛り上がったのは『ナルコス』。『エリート・スクワッド』シリーズで映画ファンの度肝を抜いたジョゼ・パジーリャ監督が仕掛ける麻薬戦争ドラマ。パブロ・エスコバル出てくるよ!
 海外ドラマ『ナルコス』。主人公はアメリカのDEA(麻薬取締局)捜査官。そしてもうひとりの主人公は実在の麻薬王パブロ・エスコバル。警察官を落ち着いた口調で脅迫するパブロの怖さはもはやホラー映画。第一話から決め台詞「プラタ・オ・プロモ(金か銃弾か)」が出てきてテンション上がります。

 ウォシャウスキー姉弟のネットフリックスドラマ『センス8』ずっと観てます。
 これすごいですよ! 世界各地に散らばった人種もセクシャリティも異なる8人の男女がテレパシーでつながって、状況に応じて人格やスキルを交換しながらそれぞれ巨悪に立ち向かっていく。序盤ちょっとかったるいなー、と思っても、第3話過ぎてからがやばい。『センス8』の第一シーズン。本当に見事な最終回。そして第二シーズン決まっててよかった……。決してスーパーではないが、ひとりひとりが特別な八人のヒーロー、ヒロインたちの物語。
2015/05/19

主にツイッターより。2015・6月まで。

 新連載始めました……!  深見は原作、漫画は吉岡榊先生。
 タイトルは『マーメイド・ラヴァーズ』
http://comic-earthstar.jp/works/marmaidlovers/
 強い女性キャラクターが好きだし、女性キャラクターが悪いやつを叩きのめすのはもっと好きです。そんな感じの新連載。吉岡榊先生は一度一緒に組んでみたかった人なので、企画が決まったときは嬉しかったです! よろしくお願いいたします。ところで、劇中で登場する四角いヘンテコな小型拳銃はTaurus Curveといって、一応実在するやつです。

 いい本読みました。バリー・ライガ著『さよなら、シリアルキラー』創元推理文庫。
『ライ麦畑でつかまえて』と『デクスター 警察官は殺人鬼』を組み合わせたような、青春猟奇犯罪ミステリー。主人公は伝説の殺人鬼の息子! 自分が父親とは違うことを示すために、街で起きた連続殺人事件を追う。
 表紙とタイトルでピンときた人は読んで損がないと思いますよ。伝説の殺人鬼から「英才教育」を受けた主人公は、普通の刑事よりもはるかに犯罪に詳しくプロファイリング能力が高い。アメリカの方ではもう続編も出ているそうなので、一刻も早く続きが読みたいです……! 猟奇犯罪部分も面白いですが、主人公の親友である血友病患者ハウイーのキャラクターも立っていて、(そんなに多量ではないですが)学園モノとしての楽しみもあります。


『セッション』観てきました。エリート音楽院が舞台の、スパルタ教育ジャズ映画。僕にとっては音楽映画というよりホラー。ここ数年で一番怖い映画にランクインです。二回目以降ちょっと印象変わりそうですが……。とにかく主人公に感情移入しちゃったんでツラい場面が本当にツラかった。傑作ですよ!

 映画『ラン・オールナイト』。元殺し屋のダメ親父が息子と一緒に、ギャングや汚職警官から逃げ回るサスペンス。ものすごいアクションシーンがあるわけじゃないですが、リーアム・ニーソンが殺し屋でエド・ハリスがそのボスで、しかも長年のマブダチという渋い設定だけでご飯三杯はいける。

 DVDで韓国映画『ポイントブランク 標的にされた男』観賞。フランス映画『この愛のために撃て』のリメイクなんですが、完全にオリジナルより面白いですよ! 逃げる元傭兵の格闘戦が凄い。めちゃ強い女刑事もいて大満足の一本。でもこれブルーレイでも出してもらえませんかね……買うので……。

 もうちょこっと発表されたらしいのですが……。XboxOneのゲーム『PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福』でシナリオのお手伝いをさせていただきました。よろしくお願いいたします。


 ジョー・カーナハンの『クレイジー・ドライブ』をDVDで観ました。あんまり期待しないで観たら超面白かったという掘り出し物系です。ハングオーバーの一作目くらい脚本よくできてたと思う。僕はこういう、「これまでの人生が『その一瞬』のためだけに存在していた」的な話の作り方が好きなんですよ。
『クレイジー・ドライブ』は、リムジン運転手が主人公。トラブルまみれの奇妙な一夜を駆け抜ける。性格の悪いハリウッドセレブが本人そのままの役で登場。とにかく、超絶頭おかしい役を演じきったクリス・パインにびっくり。

 チャウ・シンチーの『西遊記 はじまりのはじまり』ブルーレイで。アクションシーン、もっとフツーにかっこ良く撮ってもいいんじゃないの! とは思いつつも超面白かったです。泣けるところ、燃えるところを絶対に外さないのがいかにもシンチー作品。出てくる妖怪がいちいち凶悪で悪趣味なのも好き。
『西遊記 はじまりのはじまり』 吹き替え版だと、「空虚王子」というヘンテコなキャラクターを神谷浩史さんが演じていてこれがとても良かったです。チャウ・シンチーの映画はいつも脇役が異常に濃い、ってのがあるんですが、空虚王子は特にツボだった。

 韓国映画『ハイヒールの男』をDVDで。トランスジェンダーの暴力刑事が、アイデンティティや過去のトラウマに悩みつつ暴力団と死闘を繰り広げるアクション。見終わるとラストこれでいいのかなー、と疑問点が残らないわけじゃないんですが、それでも異様な迫力に満ちていて一見の価値あり。アクションシーンすごくよかった……。ぶっ飛んだ残酷描写もありました。この映画の主人公にかかると、カニの殻も凶器。割り箸も灰皿もマイクスタンドでも。車のキーを武器にしたアクションもいい感じにキレてた。

 アメコミ『キック・アス3』読みました。堂々のシリーズ完結編。凄かった……! 先の読めない暴力の嵐。やっぱり映画版より原作のほうが好きかも。ヒットガールの罵声は元気が出ますね。「シャキッとしな短小野郎!」みたいなセリフが最高のタイミングでカチッとハマるので……。

 スティーヴン・ハンター先生の『スナイパーの誇り』読了。伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガーシリーズなんですが、今回は事実上のダブル主人公! もうひとりの主人公ソ連赤軍の女性狙撃手。過去と現在が交互に進んでいく方式。シリーズ屈指の傑作だと思います。途中でリーエンフィールドNo4(T)スナイパーライフルがNo32.3.5倍スコープ付きで登場。それを指して「装置の過剰なほどの複雑さ……まるでルイス・キャロルが設計した銃みたいだ」という一文があって、もうほんとハンター先生ステキ。

『ワイルド・スピード SKYMISSION』観てきましたよ。カーアクションというジャンルにおいて、現時点地球で一番カッコイイ映画だと思いました。開始10分くらいでロック様VSジェイソン・ステイサムが始まるというサービス120億点の映画です。あと、ラスト直前のSee you againで涙腺がダメだった。そりゃ泣いちゃうよ。
2014/11/12

ここ最近のツイッターより。

『エクスペンダブルズ3』観てきました。ずいぶん予算が減らされたんじゃ……とツラさがかいま見える仕上がり。それでもラストバトルの盛り上がりは凄かったです。「マッチョな男たちだが中身は小動物的に可愛い」というギャップ萌えのカタマリみたいな映画だった。アントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプス、ドルフ・ラングレンの萌えキャラ化が大変なことになってましたね。特にバンデラス。この映画で一番グッと来る男だった。

 アサウラさんが『生ポアニキ』発売した直後なので、「せっかくだから、一緒に筋肉質な男が出てくる映画観ようぜ!」ということになって『ヘラクレス』行ってきました。大スクリーンでロック様の筋肉美が拝めるたまらん映画でしたよ!
 ネタバレを避けるために、たとえ話をします。 「遠くの星から来た」と言い張っているアイドルの子がいて、みんなそのことはただの設定だと気づいているんだけど、信念を曲げずにキャラクターに徹したら本当の人気者になっていた……。そんな映画でした。

 デンゼル・ワシントンの渋めアクション映画『イコライザー』観ました。この映画の教訓=ホームセンター店員は怒らせてはいけない。人間兵器にとって、ホームセンターは凶器の築地市場みたいなもの。
 前半の丁寧な進め方から、階段を降りていくように手際よくリアリティのレベルを下げていくのが見ていてすごく気持ちよかった。ぶっ飛んだ人間兵器にも、上手く感情移入できるようになってます。

 同じく人間兵器映画で『泣く男』観賞。鉄砲好きなら劇場へ急げ! という映画。「その動き、マグプルのDVDで見たよ!」的な心憎い小技が冴える銃撃戦がとても良かった。軽自動車は銃弾の盾にはならないし、腕を負傷してもリロードは素早く行わないといけないわけです。

 海外ドラマの話。
『ブレイキング・バッド』ファイナル・シーズンまで観賞。ものすごいドラマだった。サスペンスやピカレスクにおけるある種の到達点と言っちゃっていいんじゃないでしょうか。人間のクズだけど愛すべきキャラクターに仕上がっていたジェシー・ピンクマンがお気に入りです。
 ただね……ファイナル・シーズンの特典ディスクに収録されていた「もうひとつのエンディング」が腰が抜けるほどひどかった。心の底からこれが採用されなくてよかった……と思えるレベル。もしこのエンディングだったら全米で暴動が起きてたかもしれない。

 ドラマ版『ハンニバル』たまらないです。
 観た人には伝わると思うんですが、
「僕のにおいを嗅いだのか……?」
 のシーンがエロすぎて思わず変な声が出てしまった。
 俺がグレアム捜査官ならマッツ・ミケルセンはセクシー罪で逮捕もの。
 主人公が幻覚を見るシーンが好きなので、ドラマ『ハンニバル』はほんとご褒美。ハンニバルの幻覚シーンは芸術的にも悪夢的にも絶品。
 第一シーズンは全部見て、エクストリーム殺人現場の数々がどれも印象的だった……。人間トーテムポールや人間チェロの演奏シーンは、なんだが残酷というより古代宗教の失われた儀式を見せられているみたいで変な気分に。このドラマに出てくる猟奇殺人犯はとにかく腕っ節も強いので、ちょっとだけ槙島さん(『サイコパス』)のことを思い出したりしました。ハンニバル第八話の猟奇殺人犯VS猟奇殺人犯の格闘戦は超迫力あった。

 本の話。
 マイケル・S・ガザニガ著『〈わたし〉はどこにあるのか? ガザニガ脳科学講義』読了。先端脳科学の要点がまとめてあるガザニガ先生の講義録。認知神経科学の専門家になるような人は、ほんと「人間」のことが好きで好きでたまらないんだろうなあ……というのが伝わってくる。


 脳の本もう一冊。エレーヌ・フォックス著『脳科学は人格を変えられるか?』 
 楽観的な人は悲観的な人よりも平均寿命が長い。じゃあ、ちょうどよく楽観的になるためにはどうすればいいか? という本。「楽観主義とは単にハッピーな気持ちでいることでも、『すべてはうまくいく』とひらすら信じることでもないと教えている。問題は、逆境が訪れたときにどう反応するかだ。」
 この本のなかで、チベットの仏教僧が瞑想しているときの脳波を調べる実験が紹介されてて、これどっかで読んだことがあるような……と思ったらたしか京極夏彦の『鉄鼠の檻』ですね。

 平山夢明先生の『或るろくでなしの死』が文庫版になったので読了。ものすごく重い後味に打ちのめされるような読書でした。文章は乾ききってるのに心に重いこの感じ。面白かったけど、次は明るい本が読みたくなること必至。短篇集なんですが、やっぱり表題作が一番お気に入りになりました。「よくこんな殺し方思いつくなあ……」というシーンがあって勉強になります。


 読みたかったけど長らく品薄だったアルカジイ&ボリス・ストルガツキー著『ストーカー』がめでたく再発売されました。つい先日読了。世界観がめちゃくちゃかっこいいSF小説なので、ゲーム好きや映画好きの間で評判がいい理由がわかったような気がします。

2014/09/12

たぶん今月唯一の更新に。



 ストーリー協力として参加している漫画、さだやす先生の『王様達のヴァイキング』
 早いものでもう5巻発売です。増刷を重ねてかなりの好評とのこと。
 よろしくお願いします。


 で、ここから先はいつもの映画の感想やらなにやらです。
 ツイッターの書き込みをベースにしてあります。

 まずは『るろうに剣心 伝説の最期』の話。
 国産アクションでこれだけ凄いもののが観られたんならほんと文句なしです。
 スローモーションを多用せず、とにかく速さと手数を見せていくスタイルが気持ちよかった。
 志々雄ファイアスターター真実は理想的に強烈な悪役だった……!

 監督とアクション監督は、実写るろうに剣心を作る際にツイ・ハークの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズを意識したらしいです。すごくよくわかる。僕はワンチャイシリーズでカンフー映画にハマりました。天地大乱の壮絶なラストバトルで、ドニー・イェンの名前を覚えた。
「るろうに」→「谷垣健治」→「ドニー・イェン」と掘り下げていって日本の少年少女が格闘アクション映画の深い沼にハマっていくことを期待します。
 あと、自分「主従」とか「師弟」関係に弱いので、この映画ではそのへんのツボをガンガン刺激されました。剣心と左之助の相棒感も良かった。あと神木隆之介演じる瀬田宗次郎の演技もたまらんかった。
 あの「イライラするなぁー」の言い方……癖になる……繰り返し聞きたい……。

 引き続き映画の話題。
 僕は『少林サッカー』や『カンフーハッスル』で大号泣するタイプなんですが、そういう意味で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はど真ん中の映画でした。
 楽しすぎるうえに涙まで振り絞られてもうほとんどズルいとさえ思った。至福の時間だった。
 細かいことは抜きにして、とにかく劇場へゴーです。予備知識はいりません。
 実はすでに二回劇場で観てます。三回目も行くかも。


 園子温最新作『TOKYO TRIBE』観賞。
 珍しいヒップホップミュージカル映画。ぶっ飛び過ぎていて映画としては完全に壊れてると思うけど、逆にこれこそ映画だ! という瞬間もあって混乱したまま映画館を出ました。とにかく染谷将太カッコ良かった。
 この映画に関して僕がおかした最大のミスは一人で観に行ってしまったこと。「これどうだった?」とすぐさま誰かと語り合って整理すべきだった。今まで観た映画のなかで、一番『TOKYO TRIBE』に近い感触のものを一本あげるとすれば三池崇史の『DEAD OR ALIVE 犯罪者』。どっちも竹内力出てますし……。


 少し前に映画『ルパン三世』観たんでした。いくつか「あれ?」と思った点はあるものの、自分がいかに北村龍平監督作品が好きか再確認できた。内容は、昭和の無国籍アクション映画を思い出しました。いつ千葉真一がゲストで出てきてもおかしくない空気というか。
 キャラクターに関してはとにかく銭形が銭形っぽくないなー、と。でも黒木メイサ演じる峰不二子は想像してたよりもずっと良かった。小栗旬はアクションスターとしても凄く華があるので、ぜひこの路線で主演作をもっと観てみたいです。

 買ったDVDの話。
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』は劇場で観たときあまりの面白さにひっくり返りそうになりました。ブルーレイが届いたので、好きなシーンを繰り返しじっくり観賞してます。アクション映画はスローモーションが少ないほうが好きだなー、やっぱり。
『ウィンター・ソルジャー』のDVDにおまけで海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド』の第一話が入っているのもお得な感じですね。コールソン捜査官は悶絶するほどかっこいいし、新しい捜査官たちの描写も楽しくてこれからに期待大。
 シールドはスーパーヒーローたちをサポートする「普通の人間」の集団なんだけど、そのひとりずつが実は標準的なアクション映画の主人公クラスってのがすごく好きです。『キャプテンアメリカ』一作目の特典で収録されてた、コールソンがコンビニ強盗を一瞬で片付けるエピソードとか。




 拾い物発見。
 DVD『キッズ・リベンジ』観賞。
 これ邦題でだいぶ損してると思うんですよね。
 原題は『The Aggression Scale』。
 直訳すると「攻撃性尺度」といったところでしょうか。
 超ハードコアなホームアローンであり、東出祐一郎先生の『ケモノガリ』とか好きな人にもおすすめ。
 ……引っ越したばかりの家族が、カネを探すマフィアの殺し屋たちに襲撃されてしまう。圧倒的な戦力差があるのだけれども、自傷癖のある姉と、生まれつき異常に戦闘能力が高い弟(まだ子ども)が反撃に出る……というお話。この弟のキャラクターが凄くいい。


 海外ドラマ『ブレイキング・バッド』を観ながらずーっと仕事してます。第四シーズンまで観ました。海外ドラマはこれと『ゲーム・オブ・スローンズ』が(個人的な好みとして)ツートップ。シリーズを重ねるごとに銃撃戦や爆破シーンが増えてきていい感じです……。
 夫婦の絆、家族愛、カネ、ドラッグ、暴力が渦巻く超絶傑作シリーズ。メインターゲットはたぶん既婚者ですよねこのドラマ。どこを切り取っても面白い!

 読書の話題。
 周囲で話題になってた犯罪小説ロジャー・ホッブズ『ゴーストマン 時限紙幣』読了。
 なるほどなー。これ面白いですよ! カラシニコフが出てくるけど「56型」ってことは中国製かー、とか。作者がディテールを大切にしていることがわかる。サプレッサー越しの銃声を「釘打ち機くらい」って表現するのすごく上手い。
 これ、映画になったら主演はベネディクト・カンバーバッチかマッツ・ミケルセンがいいなー、と思いながら読んでました。
 主人公も悪役も、タランティーノの映画みたいにエピソードトークが上手い。
「え? なんの意味があるのこの小話?」という会話にいちいち気の利いたオチがつくのが楽しい。戦闘描写も臨場感があったし読んでよかった。


 ものすごい今更感あるんですが林家志弦著『思春期生命体ベガ』読みました。良かった……。こんないい百合を今まで読んでなかったなんて俺はどうかしていた。これ誰かアニメ化とかしないですかね……!

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