2018/04/13

平成30年4月13日

huluで配信されてた新格闘技イベント『QUINTET』観ました。打撃禁止、カニ挟みスラムスパイキングジャンピングクローズドガード禁止。つまり「本当に上手い人でないと勝てない」完全なグラップリング大会。しかも5VS5の団体戦。僕みたいな寝技大好き人間からすればものすごく魅力的な大会です。
これ、引き分けも多くて、パスガードの上手さとかで興奮できるタイプでない限り試合が地味に見えちゃうかもしれない。でも、QUINTETのルールは、選手への蓄積ダメージのこともよく考慮していて、流行ればいいなあと思う。自分も観客としてトシをとったのか、格闘技の試合に過剰な過激さが持ち込まれるのが苦手になってしまいました。寝技は知的で美しいと思います。QUINTET参加選手は、雰囲気がどこか紳士的で落ち着いている。次の大会が早くも楽しみです。直接観戦したい。


映画『女神の見えざる手』観ました。「銃規制法案をめぐる政治ロビイストの暗躍」という難しい題材を、スリリングでテンポのいい娯楽作に仕上げていて、観終わったあとものすごく得した気分になりました。面白いうえに、なんだか頭がよくなった感じもする!

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』シリーズものだけど前作観てなくて全然OKという、楽しくて派手な娯楽大作。ドウェイン・ジョンソンは何をやっても面白くてズルい。あと、自撮り大好き女子が思いの外いいキャラだった。見た目はジャック・ブラックでもどんどん可愛く見えてくる。

『リメンバー・ミー』凄かった。本当によくできてた泣けました。満員の劇場のあちこちからすすり泣きが聞こえた。今までのピクサーアニメで一番好きです。あと同時上映だったアナ雪の短編も、長すぎ退屈でひどいという噂を聞いた上でちゃんと覚悟を決めてから観に行ったおかげか全然楽しめました!

『ボス・ベイビー』めちゃくちゃ面白かった! どんなコメディかと思っていたら、まさかのスパイアクション。カーチェイスもあるし敵の秘密施設に潜入! みたいな展開も。オープニングの赤ちゃんベルトコンベアが、輪るピングドラムの子どもブロイラーみたいでちょっとだけ怖かった。

『リメンバー・ミー』『ボス・ベイビー』と観てきて、最近のハリウッド製CGアニメの脚本・構成力の強さにはほんとびっくりします。伏線の回収、泣かせどころ、キャラクターの成長、悪との対決……といった要素を、ラスト20分くらいにぎゅっと凝縮する精度がものすごく高い。

あと『ゲット・アウト』ようやく観ました。恋人の両親に挨拶に向かった黒人青年が、田舎の豪邸でとんでもない恐怖を体験することになるサスペンスホラー。これは怖い! 面白かった! 主人公のボンクラな友人がすごく良かった。めちゃくちゃ好みのタイプのホラー映画です。

『忍びの国』『関ヶ原』と、立て続けに二本時代劇映画をブルーレイで鑑賞。どっちもアクションかっこ良くて面白かった……! 石田三成にあんまり戦場の最前線で活躍するイメージがなかったんですが、岡田准一が演じた結果武勇増量流血大サービス! という感じで素晴らしいと思います。
『忍びの国』はコメディタッチの演出が好き嫌いわかれそうだなー、と思ったんですが、大野智VS鈴木亮平のラストバトルがすごかった! アクション好きな人は、あのバトルだけでも見て損はしないと思います。鈴木亮平は本当にカッコイイな!

こっから少し読書の話題。
トゥームレイダーのゲームやってたら、とにかく雪山が舞台のアクションが欲しくなって、この前久しぶりにボブ・ラングレーの『北壁の死闘』を読み返しました。僕の北壁の死闘はかなり昔から繰り返し読んでるのでだいぶボロボロです。第二次大戦中、精鋭のクライマーばかり集まったドイツの特殊チームが、神々の山嶺アイガー北壁を舞台に凄まじい戦いを演じる軍事冒険小説。まだ読んでない人は読もう!

大好きな作家、ドン・ウィンズロウの新刊『ダ・フォース』を打ち合わせに向かう電車内で読んでたら、乗り過ごしてとんでもないとこに行きそうになりました。帯にはキングの推薦文「ゴッドファーザーのような警察小説」 もう困るくらい面白すぎてヘロヘロになる。『ダ・フォース』より一文引用。
「おれの墓石にはきっとこう彫られるだろう。『デニー・マローン、彼はいつも仕事をしていた』」 
読んだ瞬間「うううー」とうめいてしまいました。心当たりがありすぎて……。僕の墓石にもたぶんそんな感じのことが彫られるだろう。

面白かった本。ジェイコブFフィールド著『戦争と演説』
アレクサンドロス大王からレーガン大統領まで。歴史的な有名な「演説」を集めた、着眼点は面白い一冊。当たり前の話ですが、歴史の偉人はみんな演説が上手い! 個人的にはスペインとの決戦に挑む際のエリザベス一世の演説がぐっと来ました。

モリー・グプティル・マニング著『戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊』
第二次世界大戦中、ナチスドイツの焚書に対して全米で盛り上がった国家防衛図書運動、戦勝図書運動を追いかけたノンフィクション。兵隊文庫や戦場で読むための特別な雑誌の描写が超面白かったです。

『屍人荘の殺人』読みましたよ。これは話題になるのもわかる! なるべく情報仕入れずに読んだほうがいいぶっ飛んだ本格ミステリです。ミステリサスペンスの層だけでなく、ホラー映画好きにも必ず響くアクロバティックな一冊。