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2012/10/18

暗殺者・殺し屋が主人公の本はなるべく読むようにしています。

 フジテレビ深夜、ノイタミナ枠のオリジナルアニメ『PSYCHO‐PASS(サイコパス)』放映開始です。
 虚淵先生に声をかけていただき、深見は第一話から最終話まで、ほぼすべてに共同脚本として参加しています。
 よろしくお願いいたします。
 ……で、新刊です。10月20日発売予定。
『シークレット・ハニー2 黄金銃を持つ少女』

スーパーコンピューター『フロンティア』が「世界の危機に関わる」と予言した高校生・飯田五十六の周りには、アメリカCIAのキャスリン・涼音、ロシアSVRのターニャ、中国国家安全部の李一青(リー・イーチン)といった各国の諜報員たちが張りついている。
 そんな中、一人の少女が新たに船橋へとやって来る。
 彼女の名はレイチェル・マコーマック。イギリス情報局・秘密情報部SISのスーパーエースで、『00ナンバー』で呼ばれていたある伝説のスパイの孫娘だ。他国に出遅れたレイチェルだが、彼女は自分が五十六と結ばれるという確信を持っていて
――。〟

 もう一冊。ファミ通文庫の刊行予定にもうのってました。
『僕の学校の暗殺部2(仮)』が11月発売です。
 書いてるうちに変なスイッチが入って大変でした。
 自分の全力以上の何かが出るようにずいぶん悩みながら書きました。

 本当に忙しくて(最近こんなのばっかりですが)なかなかブログが更新できません。それでも本を読んだり映画を観たりゲームをしたりするのは、インプットも仕事のうちなので勘弁してください……。
 ゲーム『マックス・ペイン3』をクリアしました。
 スキンヘッドにアゴヒゲの筋肉質な中年男が、サンパウロで極悪犯罪組織と死闘を展開。しかし主人公のマックスは(はた迷惑なことに)敵よりも自分自身を憎んでいるので、その暴力、殺戮は限度をこえて過剰なものになっていく……そんなお話でした。
 脚本……というかセリフ回しが素晴らしいです。
「ここはサンパウロ、みなが俺の知らない言葉を話し、酒を薄めずに飲むところだ」
 舞台はブラジル。ギャング、私兵集団、さらに軍警察の特殊部隊に追われる男と女。敵の包囲網、集中砲火をバスで突破! というシーンがあるんですが、みんなほんとにイーストウッドの『ガントレット』好きですね。あと、ものすごくA・J・クィネルでした。この『マックス・ペイン』は敵の銃を奪いながら進んでいくのが基本で、マイクロ・ウジの出番が多いのもクィネルっぽいです。『燃える男』のワンシーンを思い出しました。
「相変わらずウジを使ってるのかい?」「そればかりさ」
 それにしてもマックス・ペインさんは、そろそろ健康のためにも「ヤクをきめる」以外の体力回復方法を見つけたほうがいいと思います。


 読書の話も少し。
 最近読んだ本のなかだと、一番印象的だったのは『暗殺者グレイマン』でしょうか。
 マーク・グリーニー著、伏見威蕃翻訳。とにかく追跡されまくるプロの話。ジャック・コグリンとかトム・ウッドとかマット・リンとか、最近こういう軍事冒険ものが流行ってるのかなー、という感じで読み始めたんですが……。ここ数年の「この手のジャンル」では一番よかったかもです。
『暗殺者グレイマン』。この本に出てくる「世界で、届出があった盗難パスポートの三分の二はベルギーのもの」とか、「アンフェタミンの錠剤は熱いコーヒーで表面を溶かしてから飲むとすぐに効く」とか、(どこまで本当かはさておき)裏社会豆知識みたいなやつに僕はすごく弱いです。得した気分。

 銃や装備の名前が細かく出てくる僕好みの文章でした。あと、銃撃戦・格闘戦が血みどろで、わりとサービス精神旺盛な弾数主義なのも素敵です。敵は「世界十二カ国の精鋭暗殺チーム」という、まさに殺しの満漢全席。というわけで『暗殺者グレイマン』。ドイツ、スイス、フランス……とヨーロッパの美しい都市を移動しながら時間制限つきで死闘を繰り広げるので、ギャビン・ライアルの『深夜プラス1』とかが好きな人にもおすすめ。


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