深見真のものかき日記
総合文筆業、深見真の日記です。
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深見真 fukami makoto

Author:深見真 fukami makoto
深見真。熊本出身。
小説家、漫画原作者、脚本家。





















































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他人の夢の中。
映画、

『TAKESHIS』

を見てきました。



北野武映画が大好き。
特に『ソナチネ』。

『ソナチネ』には、
「あんまり死ぬのを怖がってると、死にたくなっちゃうんだよ」
というセリフがあって、衝撃的だった。

『キッズ・リターン』『BROTHER』『座頭市』……
本当に、何度見ても面白い傑作ばかり。



で、『TAKESHIS』。
とにかく議論を起こしそうな作品ですが、オレは面白かったです。


売れっ子タレント「ビートたけし」と、俳優を目指すダメなフリーター「北野」が出会うことから始まる物語。二人の「たけし」の夢が交錯し、そのうち何が現実なのか曖昧になっていく。近いテーマの作品として黒澤明の『夢』があげられると思うが、作品のデキはタケシズが圧倒的に上。

『マルコヴィッチの穴』+『過去の北野武作品』+『香港映画風の銃撃戦』+『少女革命ウテナ 劇場版』=『TAKESHIS』 ……ってカンジだった。

タケシズの、他人の夢に迷い込んでしまった感覚が今も頭から離れない……。


あと、売れない俳優でフリーターの「北野」の日常が最高だった。監督が売れてなかった頃の記憶が投影されているらしいのだが、本当に泣ける。何度もオーディションに落ちて、つまらないバイトに出て、ボロアパートで一人レトルトのスパゲティをすする「北野」の姿……。なんというか、新人賞に応募しては落とされていた無職時代の自分を思い出した。



たぶん、次回の更新も『TAKESHIS』関連。


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