2014/04/20

ここ最近のTwitterより。

『レゴ・ムービー』観てきました!
あまりにも周囲の人が褒めまくるので、
「でも、しょせんはレゴでしょう? こんなハードル上がった状態で大丈夫なの? ふふふ……」
くらいのナメた態度で劇場へ。
結局、クライマックスではガンガン泣かされました。面白かった……!
レゴを再現したCGは、超精密なドット絵みたいで不思議な気持ちよさがありました。


ブルーレイで映画『サプライズ』観賞。周囲の評判がとても良かった本作。
まさに大傑作、大興奮。ネタバレは避けますが、ホラー映画史に残る名キャラクター誕生です。
この手のジャンルが好きで、残酷シーンに耐性があるなら本当におすすめ。
こういうホラー映画をもっと観たいんですよ僕は!



リブート版『ロボコップ』。オリジナルのポール・ヴァーホーヴェン版とは味わいが異なるものの、このリブート版路線はまったく間違っていないと思うので超続編希望です。
オープニングから10分くらいは、メタルギアソリッドの実写版観てるのかと思いましたよ。
新しい『ロボコップ』の監督はジョゼ・パジーリャ。
彼が前に撮った『エリート・スクワッド』シリーズは警察系特殊部隊映画の大傑作。
警察の暴力を描く上でちらりとフーコーの名前を出すなど主知的なスタイル。
今回のロボコップでもそのセンスが存分に発揮されてます。
劇中、ゲイリー・オールドマンが「自由意志の幻覚」なんて言葉を使っていたので感心しました。
脳科学的にも気が利いている、しっかり練りこんであるなあ、と。


実録戦争映画『ローンサバイバー』。
原作はマーカス・ラトレル、パトリック・ロビンソン共著『アフガン、たった一人の生還』。
原作の読みにくいところが見事に改変された良映画化。
延々と続く銃撃戦……でも、「ダレ場」がない!
『ローンサバイバー』のオープニングクレジットで流れるのは、BUD/S(シール基礎水中破壊訓練)の第二段階「地獄の一週間(ヘル・ウィーク)」の光景。タフな兵士たちを筋トレ、水泳、ランニング、ボート運びで限界まで傷めつける。縛ったままプールに落とす訓練なんてのもあるそうです。



『アナと雪の女王』字幕版3Dで鑑賞。
古典的なシチュエーションをあえてずらしていく(しかもそれが物語上の興奮にちゃんとつながっている)、上質のファンタジーCGアニメ。雪の女王エルサの行動を見て『まどか☆マギカ 叛逆の物語』のほむらを思い出した人も多いはず……!
深読みする必要もないくらい、セクシャリティの揺らぎとクローゼットから飛び出すことを描いた映画。ネタバレになるんであんまり細かく書きませんが、エンディングのあと絶対血の雨が降ったと思う。雪の女王の力で血も凍る!
『シュガー・ラッシュ』を観たときも思ったんですが、向こうのスタッフは、日本アニメとはまったく別のベクトルで「可愛らしさ」表現のコツをつかんだ感じ。ただ単にCG技術が向上しただけでなく、演技の「生きてる感」が半端じゃない。


ハマっている海外ドラマの話。
『ボードウォーク・エンパイア』のシーズン3とスティーブン・キング原作『アンダー・ザ・ドーム』。
『アンダー・ザ・ドーム』は「嫌な人間」の描写がたまらないです。
悪人たちに独特の生々しさと深みがある。
「こいつもう最悪!」と思ったキャラクターが、ほんの数十分後には「あれ、実はいいやつなんじゃ……」と観てるこっちまで騙されてしまう。
『ボードウォーク・エンパイア』シーズン3は最終回が凄かった。
大殺戮! 大銃撃戦! この回をいち早く観るためだけでもWOWOW入っててよかった! と思える大興奮のクライマックス。傷痍軍人の殺し屋リチャード・ハローは、個人的に『LOST』のジョン・ロック級の名キャラクター。
海外ドラマは日本の地上波とはちょっと事情が違うので(ケーブルテレビ局が強い)、びっくりするほど残酷描写が過激になってます。戦争ものなら『パシフィック』、剣闘ものなら『スパルタカス』と『ゲーム・オブ・スローンズ』


仕事のために読まなきゃいけない資料本が山ほどあるので、最近趣味の読書を減らしていたんですがとうとう我慢できずに中山可穂先生の『愛の国』読了。『猫背の王子』『天使の骨』に続く王寺ミチル三部作完結編。帯には著者の「遺作になったとしても悔いはない」という言葉。凄まじい、美しい本でした。

僕は、本の面白さをはかる基準のひとつには「切実さ」があると思ってます。その本を書かなかったら(読まなかったら)、人生の価値が減じてしまいそうな感覚。「切実さ」という点において、中山可穂はとてもその純度が高い。書くか死ぬか、という気迫がこもっている。王寺ミチル三部作は最高でした。

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2014/04/06

掘り出し物銃撃戦映画。

急に、銃撃戦映画の「掘り出し物」について書きたくなりました。
たとえばマイケル・マンの『HEAT』や、
クリストファー・マッカリーの『誘拐犯』は、今更僕が紹介するような必要もない銃撃戦映画の金字塔的傑作です。
今回書いていくのは、まさに掘り出し物……
「予想外に良かった」「意外と見てる人は少ないのでは」という銃撃戦映画について。
以前は香港映画中心だったので、今回はハリウッド系中心で。
http://fmkkoe.blog27.fc2.com/blog-entry-560.html
(以前の記事。あなたが見逃しているかもしれない凄い銃撃戦映画)
http://fmkkoe.blog27.fc2.com/blog-entry-628.html
(狙撃映画について)
なるべくレンタルで簡単にチェックできるような作品を中心にいきます。

『ルール 無法都市』や『フェイクシティ ある男のルール』だとまだメジャー過ぎますよね。
というわけで、まずは『アメリカン・エネミーズ』



殺し屋が罠にはめられて大組織と対立、というハードボイルドの定番もの。
出演はエリック・ロバーツ、ロバート・ダヴィ、マイケル・アイアンサイド。
大作で主演することはなくとも、どこかで必ず見たことのある顔ぶれ。
ショットガンの描写がすごくいいんですよ。
ラスト20分くらいでは、監督がかなりこだわったであろう人体破壊描写が炸裂。

ショットガンつながりで『狼の処刑宣告』も。
予告編。



直球勝負の復讐もの。
敵が凶悪なわりに主人公が不用心で中盤ややストレスがたまりますが、ラストバトルはよくできてると思います。
コルト・パイソンとダブルバレルの12ゲージがいい味出してる!
さっきの『アメリカン・エネミーズ』とこの映画を続けて観れば、
しみじみ「景気良く人体が吹っ飛んで、ショットガンっていいもんだねえ……」と感じるはずです。


そして『レコニング・デイ』
imdbによれば制作費はおよそ130万円。



超低予算ながらも、銃撃戦の分量は多め。
『悪魔のいけにえ2』のようなチェーンソーバトルもあってサービス精神旺盛!


ここで少し路線を変えて『ブレイブ・ワン』
ジョディ・フォスター主演なので「掘り出し物」感は薄いですが……。



主人公の愛銃がKahr K9というのがいいです。
見た目がいかにも都市生活者の銃、なので。
重量およそ700グラム、全長15センチちょい、とコンパクト。
今まで紹介した映画に比べて撃つ弾数は少ないですが、そのぶん緊張感は高め。
「生まれて初めての銃撃戦です!」感をたっぷり味わえます。
クライマックス、重要人物の刑事があまりにも思い切った決断をしたので、初見のときは思わず変な声が出ました。


『ブレイブ・ワン』に続いて弾数少なめ緊張感系で。
『ゴーン・ベイビー・ゴーン』



『ザ・タウン』で完全に銃撃戦好きの心をとらえたベン・アフレックの初期監督作。
なんと『ブレイブ・ワン』の主人公とほぼ同じ銃を使ってます。Kahr MK9。
リアル系の銃撃戦には、このサイズの鉄砲が向いているんでしょうか。
実際、いい絵になるんですよね……。
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