深見真のものかき日記
総合文筆業、深見真の日記です。
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深見真 fukami makoto

Author:深見真 fukami makoto
深見真。熊本出身。
小説家、漫画原作者、脚本家。





















































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闇の騎士
 バットマンの最新作『ダークナイト』を見てきました。
(予告編)






 バットマンはいくつかの長編を経て「現実的で」「重い」物語になっていった。
 クリストファー・ノーランのバットマンを語る上でぜひ紹介しておきたい原作のエピソードが二つある。
 そのうちの一つが、バットマンの内面に焦点を当てた長編『アーカム・アサイラム』。
 バットマンが精神病院で悪役たちと戦いつつ自分の心に潜り込んでいく物語だ。

(現在在庫が切れているようなので、ぜひ重版をかけてほしい……!)
 もう一つは、永遠の宿敵ジョーカーの物語。アラン・ムーアの『キリング・ジョーク』。

 ジョーカーの恐ろしいところは、その興味が常に「善良な人々」に向けられていること。
 ジョーカーが最も喜ぶのは、善良な人間が罪を犯し悪に落ちる瞬間だろう。それこそがジョーカーの勝利であり目的である。悪人が悪事を行うのは当然のことだ。ジョーカーはそんな当たり前のことでは喜ばない。ジョーカーが求めるのは、ごく普通の善良な人々が、異常事態に叩き込まれて正気を失い悪意に染まって罪を犯すことだ。
 その瞬間のためにジョーカーは事件を用意する。用意周到な罠を用意する。
『ダークナイト』では、ジョーカーの罠がバットマンの正義とゴッサムシティ市民の善意を試し続ける。ジョーカーはそれを笑いながら見下ろしている。
「悪」が「正義」を試し続けるあっという間の二時間半だ。

 面白かった。本当に面白かった……!
 手品をやります。今からこの鉛筆を消します! はい消えた!
ああ、スッキリした。
 話題のカンフー映画『ドラゴン・キングダム』を観てきました。
(予告編)


 ジャッキー・チェンとジェット・リーが共演。できることなら全盛期に香港で実現して欲しかった。
『ドラゴン・キングダム』の武術指導はおなじみユエンウーピン。さすがにこの業界で何十年もやっている大御所の仕事なので、劇中のアクションシーンは「どこかで見たことがある」感が強い。それでも、カンフー映画に出ているときのジャッキーとジェットはただ立っているだけでも華がある。
 二人の対決シーンは本当に劇場で見てよかったと思う。もしもこれを見逃していたら、数十年後に「ああ、俺はジャッキーとジェットの競演を劇場で見ていなかったんだ……カンフー映画の歴史に残る一ページを読み飛ばしてしまったんだ……」と後悔して枕を涙で濡らすところだった。
 オープニングから、過去の香港映画へのリスペクトが伝わってくる。日本製カンフー映画に欠けているのがこれだ。リスペクト。
 主人公はジャッキーでもジェットでもなく白人の青年だが、カンフー映画に身も心も捧げたかなり重度のボンクラなので好感がもてる。主人公のキャラクターが立っているので、ラストは爽快そのもの。
 ああ、この映画をなるべく日本中の中高生に見てほしい!

 ジャッキーがハリウッドで出演した映画の中ではベスト。
 ジェットが香港・中国以外で出演した映画の中では『キス・オブ・ザ・ドラゴン』の次に好きな映画。


 WEB拍手レスです。

>武林3面白かったです! 特に、ニスーラVSカザミの香港映画風のバトルがたまりませんでした。
 ありがとうございます! あのシーンはものすごく香港映画を意識してましたよ!

>今後、シュリンを登場させ素手での闘いを〜。勿体無いキャラだと思います。リッカとの奴隷対決とか?
 お、シュリンですか。自分もお気に入りのキャラなので機会があればぜひ!

>武林クロスロード3読みました。22時ごろから読み始め、年齢的に徹夜はキツイなーと思いながらも、読み終わったのは朝方でした。どうにかしてください!?後、パラベラム、ヤングガンも楽しみに待ってます。
>ところで、エンターブレインから出版していた雑誌に掲載されていた深見先生の小説は書籍にはならないのですか?

 パラベラムもYGCも頑張ります!
 エンブレの短編は「気分はリーサルウェポン」かな? 短編が集まればまとまるかもしれませんが、どうなることやら……。

>深見先生の紹介に上がっていた。「ベン・トー」と「先輩と私」両方とも面白かったです^w^b 明日は古本屋を巡ってまだ未読の先生の本を、探しに行きます^^b 武林3も面白かったです♪ これからも頑張ってください♪ by 来宮 信二
 どうもどうも。拙著はもとより、紹介したものに触れていただけるのも嬉しいですね!

>前々からYGCが気になっていたのでつい最近読み始めました!全てが新鮮な感じで読んでいてとても気持ちが良いです!いやな事ばかり周りで起きるけどYGCのキャラ達の戦いを読むと私も頑張ろうって思います。銃は以前から好きだったのですがもっと好きになりました!YGCを読んでから世界の見方が変わりました。深見先生、新しい世界をありがとうございます!本格的な夏も近づいてきているのでお体に気をつけてください(^^)応援しています
 おお、こちらこそありがとうございます……! お互い暑さには気をつけましょう。
「銃がもっと好きになった」とは嬉しい言葉!
 今はちょっと別の仕事してますが、YGCもそろそろ完結に向けてスパートをかけていきます。

>深見センセ、大変です。「これを書いた奴を出せ。」と言って、小学館に「則長」をぶら下げたボブ・リー・スワガーが来ているらしいです。「サムライ」の心を語り合いに来たようではないです。
> ということで、「47人目のサムライ」読了後、「武林3」へお邪魔しました。思わず、前屈みになっちゃいましたよ。また、なんばすっとかね、この子は!!!

 ああ、スティーブン・ハンターの新作が大変なことになっている件について。
 これについては後日もっと詳しく書きたいところです……!

>陸、海、と来れば次は「空戦」でしょうか。うーーーーん、フカミン度500パーセントでお送りする4巻に乞うご期待です。(勝手に断言)
 空戦! ストライクウィッチーズになってしまう!(笑)

>毎日、溶けてしまいそうなほど暑いですが、お体に気を付けて執筆活動に励んでください。「ディマケーション、シュタイナー!」(先日、久しぶりに観たんで)
「戦争のはらわた」ネタですね。ああ、自分も久しぶりに観ようかな……。

>前回、はじめましてのご挨拶をさせていただいた者です。丁寧なレス、ありがとうございました!初見が夜中だったにもかかわらず、嬉しくて「うわぁっ!」と叫んでしまいました。近所の方々すみません。
>武林3、早速入手しましたよ!仕事の帰りが遅くなったので、焦りながら行きつけの書店に向かったのですが、最後の一冊が出迎えてくれました。思えば、AGC文庫版出版の頃からこっち、深見先生の本はラストワンを買っているような…。最近、とても競争率が高くなったような気がします(ラストワンとはいえば、ヴァンガードの続刊、楽しみにしています!)。いろいろとご予定があるのですね。これから夏本番なので、暑さに負けないようご自愛ください。で、ちょっぴり頑張っていただければ嬉しいです。楽しみに新刊のお知らせを待っています!でも、その前に武林を読まなきゃ。では、長々と失礼いたしました!

 そう言ってもらえると励みになります! これからもよろしくです。
 そういえば最近アマゾンに頼りっぱなしで本屋にほとんど足を運んでいない……。

>まだAGC、パラベラムを買ってない不届き者です(汗)武林の新刊発売おめでとうございます。サバゲーから一時離脱してお金が貯まったら、先生の作品を買い漁りたいと思います  弾丸小僧
 サバゲーいいですよね……。この前アサウラさんからサバゲーのお誘いがあったんですが、あまりに仕事が忙しいので断念……。

>拝啓 深見真先生。最近私は困っています。通勤時間に読める小説がなくなりつつあります。先生の新刊武林は・・・すみません!電車で読む勇気はありません><あと、話は変わりますが、最近読んだ漫画「聖☆おにいさん」笑える漫画でした
 武林だからこそ電車で読んでほしいところですが……(笑)
「聖☆おにいさん」評判いいですね。

>こんばんわw ジャンパー面白いですよね!最近はドラゴン・キングダムの試写会に行きました。なかなかの傑作だと私は思います!さすがの二人でした。 そういえば、何故か地元の書店でヤングガン10巻のサイン本が売っていたので素早くゲットしました!4冊中3冊は身内で購入させていただきましたwあれってどういう風に流れてくるんでしょうか?
 ドラキン観てきましたよ。傑作でした!
 サイン本は毎回100冊から200冊くらい書いて、何軒かの本屋さんに送っております。

>先生にお勧め映画があります。ローリングサンダーです(DVDにはなっていません)。
 同じタイトルのゲーム思い出した。何か関係があったのかな?
7月27日。
 ここ最近のおすすめなど。
DSC01060.jpg
『NARUTO-ナルト-SUPER HITS 2006-2008 [Limited Edition] 』
『ジャンパー』
 そして海外版ブルーレイ。
DSC01061.jpg
『ASSENBRY 集結號』
『バットマン ゴッサムナイト』
『ランボー4』

 ナルトの主題曲集はDVD付き。アニメ版ナルトのOP・EDはいつもハイクオリティなので繰り返し見てます。今回収録分で一番好みだったのはnobodyknoues+のHeroscomeback! 
 映画『ジャンパー』のDVD。瞬間移動能力を手に入れた主人公が、宗教が背景にあるらしい謎の組織「パラディン」と戦うSFアクション。いかにも「続編やります!」的な物語に否定的な意見が多いものの、それでもやっぱり抜群にテンポがいいので面白い! これから先、たとえばアメコミ映画はすべてこのジャンパーのテンポを参考にした方がいいと思ったくらい。主人公が特殊な能力を手に入れて、その能力の「ルール」を描写するまで10分間くらい。無駄がない!

『ASSENBRY 集結號』は中国の戦争映画。日本ではまだ未公開で未発売。
 舞台は1948年、中国は内戦中。中国人民解放軍と国民党の激戦。
 出てくる銃器は『プライベートライアン』や『ブラザーフッド』などで見慣れたものが多いのですが、弾着が派手で兵士たちの動きがいい。かなりどぎつい対戦車戦闘もあってそういうのが好きな人にはおすすめ。内容が内容だし、日本で劇場公開されることはないだろうなあ……。後半だれるし。
(予告編)


『バットマン ゴッサムナイト』は、日本人スタッフによって作られたバットマンのアニメーション。
 簡単に表現すると『アニマトリックス』方式。
 オムニバス形式で、どのエピソードもとても完成度が高いです。いちいち作画に色気があってたまりません。こういうアニメを日本の地上波でももっと放送して欲しい!
(予告編、10分もあるように見えますが、映像は2分くらいで終わります)


 あと、徳間書店から床井雅美先生の『現代サポート・ウェポン図鑑』をいただきました。

 内容は超充実。相変わらず資料としての価値は激高です!
 今回はショットガン、グレネードランチャー、個人用対戦車兵器などを網羅。
おすすめDVD。
 リンク先に、声優・泰勇気さんのブログを追加いたしました……!
 ヤングガン・カルナバルのドラマCDでは、那賀風樹役としてお世話になりました!
 これからもよろしくお願いします!

 で、最近観たDVDの話題です。
『ヒルズ・ハブ・アイズ2』
『クライモリ デッドエンド』
『俺たちフィギュアスケーター』







 まずはホラー映画二本。
 若い男女が、ひとけのない場所で人食い一族に襲撃されるというプロットが共通している。
『ヒルズ2』は『1』より悪趣味になっていて、ややデキも悪い。
 いくらなんでも登場人物たちの行動がいい加減で頭が悪い。それでもラストバトルは激しかった。
『ヒルズ2』よりもおすすめなのは『クライモリ デッドエンド』。
 シリーズものなんですが、『1』は観ていなくても大丈夫。
 色々なホラー映画から影響を受けて、それをそのままごった煮にした映画。
 目新しいものはないですが、監督の演出と脚本がいいので楽しめました。
 ただ殺しが過激すぎて、そういうのが苦手な人は耐えられないだろうなあ、と。

 ちょっと前にDVDとして発売されたのが『俺たちフィギュアスケーター』。
 今回紹介する映画の中では一番のおすすめです。
 アメリカで人気だけど日本ではマイナーなコメディアン、ウィル・フェレル主演作。
 男子フィギュアスケートが舞台のスポ根風コメディ映画。
 最初は対立していた二人が、やがて認め合い協力し「幻の大技」に挑む……!
 これは男子版の『カレイドスター』ですよ。テーマはほぼ同じ。
 ──とか言ってると『カレイド』のファンに怒られそう。レイラさんにあやまれ!
 楽しく笑えて友情も感動もあるいい映画。
ランボーはこれでシリーズ最終作でいいんじゃねぇかなあ。
>『最後の戦場』、
>スタローンの本気を見ました。AVP2以上に容赦無し、情け無用の残虐っぷりでした。
>多分映画の中じゃ1番.50cal系の活躍率が高かったんじゃないでしょうか。M82のサイレンサーなんて珍品も出てました
>最後のM2大乱射は・・・うん、耳が痛かったです。そして画面も紅かった。とにかく先生なら大満足するでしょうね。超お勧めします。

>たったいまアメリカからランボーみるために帰ってきました。いやーすごかったすよー。61歳とは思えない俊敏な動き。61歳とは思えない筋肉の量61歳とは思えないetcetc・・・たくさん見所がありました。
>強いて言えばラストの機関銃撃つシーンがありますが、いやー本当某アニメの台詞を借りて言うなら「ミロ。人がごみのようだ┗(^o^)┓三」ってな感じです。


 というわけで、締め切り前で忙しいんですが観てきました。『ランボー 最後の戦場』。
 原題は『ジョン・ランボー』。シリーズ四作目。

(予告編)


 あまりにも傑作で困った。100点満点で1200点。
 アメリカで、ベトナムで、アフガンで戦い、そのたびに微妙な結末を迎えて傷ついてきた男。彼の新たな戦場はミャンマー。人道支援のボランティアを助けるために、ミャンマーの軍事政権と血みどろの死闘を演じる。戦い続けてきた男の長い旅は、意外な終着点を迎える。

 自分は、戦闘や戦争が残虐に描かれていないと違和感を覚える人間です。
 人を殺せば血が出る。大口径のライフル弾なら手足がちぎれる。戦争では老若男女が殺される。
 そんな当たり前のことを当たり前に描いたからこそ今回のランボーは凄まじい。
 始まってから終るまでがあっというまの映画。圧倒的。