2016/11/24

新刊の告知、ちょうど一ヶ月後。

そういえば。
Amazonに著者ページが有り「フォロー」をするといろいろ便利らしいです。
興味があるかたはぜひぜひ、よろしくお願いいたします。
http://amzn.to/2giGpez

そして新刊の話。久しぶりにPSYCHO-PASS以外の小説書きましたよ。
タイトルは『ヴァイス 麻布警察署刑事課潜入捜査』(角川文庫)
汚職刑事が主人公で、そこに一捻りくわえた変形バディもの。

12月22日発売予定。
クリスマスのプレゼントにぴったりですね。

ここから少し雑談。
ちょっと前に同業者のアサウラさんちでPSVRを遊ばせていただきました。
バイオハザード7のVRコンテンツ「キッチン」すごいですね!
かなりヴァーチャル拷問感ありました。
ホラー映画とは一線を画す恐怖描写にリアル悲鳴をあげてしまった。
これでもうVRホステル、VRマラソンマンにも期待が膨らみます。
「キッチン」は短いけど本当に超怖い!
途中でギブしてヘッドセットをはずしたら、僕が身をよじって怖がっているのを、
アサウラさんがニコニコしながら携帯で撮影していたのが印象的でした。
なんかこう弱みを握られてしまった気分です。ヴァーチャル脅迫。

引き続き雑談。
ネットフリックスのオリジナルドラマ、最近すごい充実っぷりです。
スティーブン・ハンターのボブ・リー・スワガーシリーズを連続ドラマ化した
『ザ・シューター』の配信が始まったので早速チェック。
原作をいい感じにアレンジしてますね。
狙撃犯を捜査するために主人公が街を下見するシーン超カッコイイですよ!
実際の街の風景に、弾道学的な数式や図形が重なって見えたりします。

ネットフリックスのオリジナル映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』
超冴えない銀行員が、学生時代の悪友と再会し、
自分の死を偽装して一獲千金を企んで大陰謀に巻き込まれる下ネタコメディ。
僕が好きなタイプの超くだらない笑いが満載。後半の拷問シーンで笑い死ぬかと思いました。

そしてこれもネットフリックスのオリジナル映画、
『なりすましアサシン』観賞。
なかなか新人賞をとれない小説家志望の中年男が主人公。
クレイジーで強引な編集者が、主人公の小説を
「実録! 本物の暗殺者が書いた!」
と適当なことを言って売り出したために、
色々あってエクアドルの大統領を暗殺しに行くことになる。
普段殺し屋とかプロの暗殺者とかがたくさん出てくるような小説を書く人なら、
二倍楽しめると思います。思いのほかアクションシーンも見応えがあって得した気分。
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2016/11/20

最近のゲーム。

洋ゲー『バトルフィールド1』のキャンペーンをクリア。
まだまだゲームでは珍しい第一次世界大戦もの。
アラビアのロレンスと一緒に戦うチャプターが一番楽しかったです。
キャンペーン、もうちょっと長くてもよかったかも。
ゲームのジャンルは違いますが、同じ第一次世界大戦モノだと、
『バリアント・ハート ザ・グレイト ウォー』のほうが個人的には好みでした。


また洋ゲーの話。
『コールオブデューティー インフィニット・ウォーフェア』
こっちのキャンペーンもクリア。
洋ゲーのストーリーモード(キャンペーン)はそんなに長くないので助かります……!
予告編みた時は「こりゃダメかも……」と思ったんですが、
実際にプレイしてみたら超面白かった!
話は、モビルスーツが出てこないガンダムといった感じ。
特殊部隊の指揮官として、残虐な火星独立軍と戦え! という。
未来のジュネーブ、休暇中の兵士たち。その頭上に浮かぶのは、ビルよりもはるかに巨大な宇宙軍の艦隊……ありえない光景なのに、まさにその場面に居合わせているかのような気分にさせてくれるのがFPS(一人称シューティング)の醍醐味です。
あと、主人公をサポートする人工知能ロボット「イーサン」のキャラクターが抜群に素晴らしい。
イーサンのセリフはすべてカッコイイし面白いです。
インターステラーのTARSやナイトライダーのKITTくらい好きなロボットになりました。
キャンペーンモードはエンドクレジットまでよくできてました。
ボタンを押すと、劇中戦死したキャラクターの遺言を聞くことができます。
「あいつ、複雑な家庭で育ったんだな……」とか
「ああ、あのひと同性の配偶者がいたのか……」としんみりして終わる。
2016/11/07

読んだ本、観た映画。2016/11/07

すごい本読みました!
『才女の歴史』
歴史から意図的に消し去られた女性科学者たちの系譜をまとめた分厚い一冊。
「歴史のナラティヴが変わった」という言葉が本編で引用されてますが、
まさに古臭い歴史観を変えるパワーを有する本。面白かった!
ロンダ・シービンガーの名著『科学史から消された女性たち アカデミー下の知と創造性』
とあわせて読みたい一冊。


う一冊今日読んだ本『行動経済学の逆襲』
内容自体は双曲割引だったり保有効果だったりと目新しいことはなかったんですが、
収録されている実験や設問が面白いやつが多かった。1問添付しておきますね。
これは別に明確な「答え」があるわけではなく、人間のリスク回避傾向を調べるための問題です。

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ここからは映画の話。
ネットフリックスの映画『ジャドヴィル包囲戦』観賞。
国連平和維持軍のアイルランド連隊が、コンゴの紛争地帯でフランスの傭兵部隊と絶望的な死闘を繰り広げる……
という実話戦争映画。僕が大好きな「アラモ砦」もの。
ブレン軽機関銃を単発で狙撃に使うシーンがあってカッコよかったけど、本当にできるのかな?

映画館で観られなかった『クリーピー』をレンタル。
グワーッ! 僕が苦手な「緊張感たっぷりで居心地悪い食卓シーン」だ! でも観ちゃう。
超面白かったんですが、この手の猟奇殺人はどうしても犯人が超能力者みたいになっちゃうところがありますね。
黒沢清感たっぷりのいやーな描写満載なのでお好きな人はぜひぜひ。

『レッド・リーコン1942 ナチス侵攻阻止作戦』という、拾いものの戦争映画をDVDで観賞。
独ソ戦中、妻と子どもを失った主人公の曹長が、
女性だけの対空砲部隊を率いてドイツ軍の空挺部隊と死闘を展開する話。
後半の銃撃戦が「16VS5」という人数比となっていてこれが絶妙なバランスで渋い!

で、ドラマ……!
ウォーキングデッドのシーズン7第一話を観たんですが、これは……!
たった一話でもうこっちの神経がズタボロに疲弊しました。
ここまで登場人物を追い詰める必要があったのか? ここまでの限界状況を描く必要があったのか?
ここまで暴力的な展開にしていいものか? 色々考え込んでしまったほど。
とはいえ必見のシリーズなのは間違い無し。

えーと、変な映画を観ました。
『ロブスター』
近未来、独身者は身柄を確保され、監獄のようなホテルに送り込まれる。
そこで45日以内にパートナーを見つけなければ「動物に変えられる」というディストピアSF。
シュールな残酷描写が連発する好事家好みの逸品。どの登場人物にも共感できないけど面白かった!

もう一本ネットフリックスのコンテンツ。
『ブラック・ミラー』という一話完結ドラマを観ているんですが、これすごいですよ!
よくもこんなに性格の悪い話を思いつくものだと感心します。
このドラマのスタッフは人をいい感じに嫌な気分にさせる天才です。
「死ぬより辛い」状況を巧みに作り上げていくプロットの巧みさに脱帽。
2016/10/08

読んだ本、観た映画。2016/10/08

DMMゲームズの新作PCブラウザゲーム『ガールズシンフォニー』事前登録開始です。
自分は世界観設定とメインシナリオを担当しました。
ゲームの制作は『花騎士』でお馴染みのyourGamesさま。「音楽」がテーマのファンタジーRPGです。
http://www.dmm.com/netgame/feature/symphony.html

アン・ウォームズリー著『プリズン・ブック・クラブ』ってのを読んだんですが、
人生のベスト10に入るかもしれない名著でした。
二人の女性ジャーナリストが、刑務所内に「読書会」を作って受刑者との交流をはかる……というノンフィクション。
この本を読んだらもっと本を読みたくなります。
受刑者たちが刑務所読書会を通して数々の名著について激論を交わす場面にものすごい高揚感がある。
そして二人の女性ジャーナリスト以外全員犯罪歴があるので、
犯罪小説に関しては「それはありえねえ」「俺ならそうはしねえ」と採点が厳しい。


BDでホラー映画『死霊館 エンフィールド事件』を観ました。
これ自分の周囲で大変好評だったんですが、実際面白かった!
超常現象研究家、怪奇探偵エド&ロレイン夫妻は今作も絶好調。
「怖い!」「心温まるいい話」「怖い!」「いい話」「怖い!」の繰り返しで革命的なテンポの良さ。
ミステリー的な興奮や活劇的なカタルシスもあり本当によくできてます。

『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン6観賞。
「最近ちょっとあからさまな尺稼ぎ多くないですか……」とか
「同じことの繰り返しでなかなかストーリーが前に進まない!」とか
不満タラタラだったんですが、後半の展開がすごすぎてもう全部吹き飛びました。
ファンタジー戦争描写の最高峰だと思います。このドラマの馬は強い! 怖い!

『エンド・オブ・キングダム』のBDが届いたので観ながら仕事してます。
前作でアメリカの副大統領と韓国の首相を殺したので、
「新作じゃ各国の首脳を前の倍以上殺そうぜ!」というまともじゃないスケールアップを果たしたアクション映画。
この映画を観るとシークレットサービスの概念が揺らぐ。
歴史的建造物総爆破。テロ攻撃で戦場と化したロンドンを、
アメリカ大統領とその警護役がふたりきりで逃げ回ったり戦ったりする。
途中から、移動手段は基本的に徒歩!
そんな狂ったプロットを派手な銃撃戦と男の友情で押し切る爽快虐殺系エンターテイメント。
主人公はシークレットサービスの殺人マシーン、マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)。
完全に無力化した殺す必要のない敵も、安心のためにとりあえずとどめは刺しておく、
いそうでいなかったテキパキ系アクションヒーロー。


タランティーノの『ヘイトフル・エイト』。
これ3時間近くあって、劇場公開時まったく時間がなかったこともあって最近BDで観賞することになったんですが、
まあ大後悔です。
これは映画館で観ておくべき映画でした。
同じ監督でもジャンゴのほうが好きな映画ではあるけど、これも超面白かったです。
スーサイドスクワッドよりもよほど極悪な連中!
2016/09/06

最近の、映画や本の話。

『君の名は。』観てきました。
『ほしのこえ』でバンバン泣かされて以降ずっと新海誠監督作品のファンです。
それはもう美しい劇場アニメでした。男の子も女の子も、全力疾走する姿がとても良い。
この映画を観て「面白かった!」というかたには、
『オーロラの彼方へ』って映画もおすすめします。

最近読んだ本。
夏見正隆著『ダンシング・ウィズ・トムキャット』
僕は夏見先生の空戦描写が大好きなので、実は新刊が出たら必ず買っている作家さんの一人です。
ダンシング・ウィズ~は、ミリタリーだけでなく
ヒロイン祥子とオーストラリア海軍の士官候補生サラの掛け合いも面白くてオススメの一冊。

引き続き最近読んだ本。
ジェレミー・スケイヒル著『アメリカの卑劣な戦争』(上・下)
これ、タイトルあまりよくないなあと思いました。じゃあ卑劣じゃない戦争ってどんなんだろうっていう。
ちなみに原題は「DIRTY WARS」。ここ20年くらいの米軍非正規戦史をドンとまとめた読み応えがある上下巻。

あのP.Wシンガーが小説を書いた! ってなわけで自分の中で大変盛り上がった
P.Wシンガー、オーガスト・コール共著『中国軍を駆逐せよ! ゴーストフリート出撃す』
これもタイトルよくないなあと思うのですが(原題は『GHOST FLEET』)、内容は文句なしで面白いですよ!
近未来(2026年)の米中戦争を、かなりリアルめにシミュレートした一冊。
とはいえエンターテイメントなので、アクション映画のような見せ場が満載。
いらない子扱いされていたズムウォルト級が大活躍!


マーク・グリーニー著『暗殺者の反撃』
暗殺者グレイマンシリーズ最新作、通算五作目。
一作目からずっとCIAに追われていた暗殺者の主人公が、今回でとうとう反撃開始……!
ここまで長かった……そして面白かった!
ジェットコースターみたいな読み心地にクラクラしました。


ちょっと雑談。
ある打ち合わせで。担当の女性編集者さんが
「『シン・ゴジラ』を7回観て、最近はセリフもほとんど頭に入ってしまったので、記者会見シーンの手話まで覚え始めた」
と言い出して、すごく頼りになる人なのでは……と思いました。

ここから最近観た映像関係の話。
ネットフリックスのドラマ『ストレンジャー・シングス』 第二話まで観たんですが腰が抜けるほど面白い……!
田舎町で冴えない日々を送る中学生たちがテーブルトークRPGをやっているオープニング、
そこで起きる異様な失踪事件、殺人事件、ふらりと現れた謎の少女……。最終回どうなるんだろう。

amazonプライムビデオで『ジャン・クロード・バン・ジョンソン』観ました。
俳優ジャン・クロード・バンダムは、実は暗号名「ジョンソン」を持つ極秘工作員でもあった!
というアクションドラマ。メタなネタが連発。
劇中劇の「アクション映画版トムソーヤ」がめちゃくちゃつまらなさそうで良い。

映画『デイライツ・エンド』をDVDで観賞。
ゾンビっぽい吸血鬼が山ほど出てくるガンアクション。
『ルール 無法都市』の監督さんなので、銃の取り扱いが本当にかっこいい!
主人公のメインウェポンがサプレッサーつきのM14なんてのも変わってます。
どの登場人物も、アサルトライフルを撃ち切ったあとハンドガンにスイッチする動作がすごく自然で気持ちいいです。
主人公が、状況に応じてライフルを左右で構え直すのも芸が細かい……! 

『インサイダーズ/内部者たち』という韓国映画をBDで観賞。
この映画に登場する政治家・役人の頭のなかは、汚職、コネ、性接待、暴力でいっぱい。
『シン・ゴジラ』とはある意味真逆の方向性を突っ走る残酷サスペンス。
汚い騙し合いの果てに華麗などんでん返しもあって超面白かったです……!

ポール・フェイグ監督『スパイ』をBDで観ました。これ最高ですよ本当に!
ぽっちゃり気味の中年女性が突如スパイになって、セクシーな男たちと共に七転八倒の大活躍。
『トロピックサンダー』とか好きな人は必見。アクションも残酷シーンもある!

ポール・フェイグ監督は新しい『ゴーストバスターズ』の監督でもあるので、
完全に「新作が出たら必ず観る」リスト入りです。
『スパイ』は主人公(メリッサ・マッカーシー)の造形がとても魅力的なので、
周囲の男性陣もいつもよりカッコよく見える。そして50セントファンにはたまらないサービスも。

新しい『ゴーストバスターズ』も観ました。もー大好きな映画です。特にホルツマンですよホルツマン。
ケイト・マッキノン演じる原子力エンジニア、ホルツマン。
彼女はもちろん、この映画の登場人物全員最高に好きになってしまったので、
お願いしますから続編作ってください。必ず観ます。