深見真のものかき日記

総合文筆業、深見真の日記です。

◎  魔法少女特殊戦あすか関西出張。 



ここ数日、サイン本などのために大阪、神戸を回っておりました。
応対してくださった書店員のみなさま、ありがとうございます!
もうサイン本はあらかた売り切れているようですが、
改めて関西の読者様も『魔法少女特殊戦あすか』よろしくお願いいたします。
順調に重版を重ねつつ、3巻まで発売中です。

そして大阪から帰ってきたら
『ズーランダー2』と
『ブラックホーク・ダウン コレクターズBDBOX』
のブルーレイが届いていました。
『ズーランダー』はマイフェイバリットコメディ映画の一本。
こんなに面白い映画が会っていいのか! と。
『ズーランダー2』も最高でした。
「EUのファッション刑務所」なんてぶっ飛んだ施設が出てくるのは天才の仕事ですよ。
どんな人が収容されてるかは本編を見てのお楽しみです。
『ズーランダー2』僕の2016年暫定ベストを『シン・ゴジラ』と争ってます。

そうです。
説明不要の話題作『シン・ゴジラ』観てきました。
好き嫌いハッキリ分かれそうな作風なんですが、僕にとってはもう大号泣ものの超傑作でした。
大量の専門用語が早口でまくし立てられる会議シーンは上質なラップみたいに心地よかった。
特撮・ミリタリー描写の完成度の高さにはもうただひたすら感動です。
あんまり『シン・ゴジラ』褒めすぎるとネタバレになるし、
未見のかたへのハードル上げにもなるので多少気をつけつつ書きますが、
これは(初代は例外として)僕が一番好きな「ゴジラ映画」になりました。
「怪獣映画」というくくりでも、『ガメラ2』初めて見た時と同程度かそれ以上のショックがあった。

そういえばちょっと前にブルーレイで塚本晋也監督の『野火』を観て、
あまりの面白さに腰が抜けそうになったので、改めて変な先入観なしで色んな映画を見よう、と思いました。
ハリウッド発の超大作ももちろん大好きなんですが、
いややっぱり日本映画も凄いやつは凄いですよ、と。当たり前のことだけど。

俳優陣の話をすると、長谷川博己はやっぱり抜群にカッコ良かったです。
高良健吾、竹野内豊、松尾諭との専門用語を飛ばしあう会話劇の隙間で、
時折微かな友情が漂う絶妙なさじ加減が素晴らしかった。

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◎  マーメイド・ラヴァーズ2巻。 



自分が原作を担当している(漫画:吉岡榊先生)
『マーメイド・ラヴァーズ』2巻が早いところだと発売中みたいです。
強い女の子がわんさかアクションしますので、
そういうのが好きな人はぜひぜひ……! よろしくお願いいたします。
ちなみに、帯の推薦文は『ムルシエラゴ』のよしむらかな先生にいただきました!
ムルシエラゴめちゃくちゃ好きなので素直に嬉しいです!

あと、マーメイド・ラヴァーズ2巻発売を記念して、サイン会とトークショーやります。
7月23日です……!
詳しくは下の画像をご覧ください。
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◎  新刊の告知と近況報告。 

まずは新刊の告知から。
漫画原作、ストーリー協力の仕事、やってます。




『魔法少女特殊戦あすか』3巻。
『彼女と旅する崩壊後世界(ポストアポカリプス)』1巻。
どちらも7月後半発売です。ぜひぜひ。よろしくお願いいたします。


近況報告……というか、
ここからは映画や読んだ本の話。
超話題の『貞子vs伽椰子』観ましたよ。白石監督っぽい恐怖演出、霊能者描写もたっぷりで
『ノロイ』『オカルト』『コワすぎ』ファンは観て損なしの一本。
ネタバレ避けたいので、内容についてはこれ以上書けません。
劇場内は悲鳴あり笑いありで大変盛り上がってました。

ちょっと前ですが『デッドプール』観ました。
もーたくさん笑ったし、カッコ良かったし、拷問シーンもあったしで言うことなしです。
山ほど小ネタが仕込まれていて、一刻も早く二回目観たい! ってなります。
国際女性デーのプレイで、ますますライアン・レイノルズ好きになりました。
僕は作家であり脚本家でもあるので、『デッドプール』のオープニングクレジットだけで完璧に心をつかまれました。
思わずブフッて吹き出しましたもん。
どういうことかは、観た人にはもう伝わってるはず。観ればわかります……!

で、デップー関連だとアメコミも。
『ケーブル&デッドプール:青の洗礼』を読み終えました。
映画も面白かったんで、いいタイミングで出た本だなー、と思います。
帯に「ケブデプ? デプケブ?」と書いてあって笑ってしまった。
デップーがケーブルに「お前がオレのバイアグラかもな……」なんて言っちゃう。
ピンだとなかなか話を動かしにくいデップーですが、ケーブルと組むといい化学反応が起きる。

『ズートピア』も観てますよ。噂通りの面白さでした……!
序盤30分だけで何度も泣きそうになった。動物キャラクターの皮をかぶった事実上のウォルター・ヒル映画です。
ディズニーはすぐに『ズートピアPart2 帰ってきた二人』を作ってくださいお願いします!
『ズートピア』観てて思い出したこと。
僕は自分の作品でもよくやるんですが、
「恋愛関係にならない男女のコンビ」がすごく好きなんですよ。
実際、知り合いにも何人かそういう人がいますし。

そして、大好きだったあのシリーズが終わってしまった……!
バリー・ライガ著の青春ミステリー「さよならシリアルキラー」シリーズ。
その完結編『ラスト・ウィンター・マーダー』読了です。
アメリカ犯罪史上最悪の猟奇殺人犯の息子として生まれた主人公ジャズが、様々な事件を解決していく。
早い段階でオチが読めるものの、それでも十二分に面白かったです……!

で、とにかくおすすめなのが、
ドン・ウィンズロウ『ザ・カルテル』(上下巻)。
すごかった……。
アメリカとメキシコが舞台の麻薬戦争黙示録。
麻薬捜査官ケラーが果てのない暴力の地獄に落ちていく。
前作『犬の力』も合わせて、人類が書いてきた小説のなかでもトップクラスの面白さだと思います。

◎  発売されたのちょっと前ですが……。 



『王様達のヴァイキング』最新刊好評発売中です。
とうとう10巻ですね。キリのいい数字まで来ました。
読者のみなさまありがとうございます。

あと、王様達のヴァイキングでストーリー協力をやっているおかげなんでしょうね。
エドワード・スノーデンのドキュメンタリー映画にコメントを書かせていただきました。
http://gaga.ne.jp/citizenfour/
(リンク先公式ホームページ)
ただのスクープの記録ではなく、今一番「現実的なスパイ映画」として見応え十分でしたよ。ぜひぜひ。

◎  最近のTwitterまとめ。2016年4月まで。 

最近のTwitterからまとめ。

ちょっとだけ仕事の話。
自分が脚本を担当しました映画、正式タイトル『バイオハザード:ヴェンデッタ』に決定。
そしてバイクのドゥカティとコラボですって。監督がどんなチェイスを仕上げるのか僕も楽しみです!
で、7月放送のTVアニメ『ベルセルク』でシリーズ構成と脚本をやってます。
漫画原作やストーリー協力。
『魔法少女特殊戦あすか』『マーメイド・ラヴァーズ』
『王様達のヴァイキング』『彼女と旅する崩壊後世界』も引き続きよろしくお願いいたします……!

読んだ本、漫画の話。
アメコミ、DCコミックスの『フォーエバー・イービル』を読みましたよ。
『バットマンVスーパーマン』でも存在感を発揮していた悪役レックス・ルーサーがこの漫画の主人公。
「悪役たちが、不本意ながらもっと悪い連中と戦う」という僕が大好きなヤツです。
ホロリくるところもあって大満足。

如意自在著、まんがタイムきららフォワード連載『はるかなレシーブ』の単行本一巻を読む。
百合度の高いビーチバレー漫画なんですが、あまりに自分の好みすぎて圧倒的な多幸感に包まれました。
ありそうでなかったこういうビーチバレー漫画! 熱烈にアニメ化希望です(気が早い)。


東山彰良著『ブラックライダー』上・下巻読了。
西部劇とポストアポカリプスと寄生虫SFパニックが同時に楽しめるという超欲張りかつ壮大なバイオレンス・アクション。
容赦のない展開と乾いた暴力描写にシビれっぱなしでした。

ドン・ウィンズロウの新作『報復』読了。とんでもなく面白かった!
元特殊部隊員の主人公が、妻子の復讐のため世界中で戦う!
『ストリート・キッズ』も『フランキーマシーンの冬』も『犬の力』も面白かったけど、
今作はぐっとミリタリーファン向けの仕上がり。
これはもう映画にするしかないでしょうと読みながら思った。
監督はピエール・モレルかスコット・ウォー(『ネイビーシールズ』『ニード・フォー・スピード』)で。
主演はトム・ハーディかライアン・ゴズリングが個人的に観てみたいです。

ゴード・ロロ著『ジグソーマン』読了。
交通事故で妻と息子を亡くした主人公。
仕事をやめてホームレスになり、自暴自棄な毎日を送っていた。
そこに現れる白いリムジンと謎の男。
「右腕を一本200万ドルで売らないか?」
異様な誘いにのったのが運の尽き。とてつもない恐怖、狂気の傑作。

ベン・H・ウィンタース『世界の終わりの七日間』読了。
シリーズ一作目『地上最後の刑事』二作目『カウントダウン・シティ』を経て、この本で三部作完結。
「崩壊後の世界(ポストアポカリプス)」ではなく、
「崩壊直前(プレアポカリプス)の世界」を描いたSFハードボイルド。面白かった!

バリー・ライガ著『殺人者たちの王』読了。創元推理文庫。
全米最悪の猟奇殺人犯を父に持つ主人公ジャズが難事件に挑む。
青春ミステリー『さよなら、シリアルキラー』の続編。
超面白かったけれども、三部作の二部作目なのでとんでもない終わり方をする。
スターウォーズで言えばEP5『帝国の逆襲』


ここから海外ドラマの感想。

ネトフリで海外の法廷ドラマ『殺人を無罪にする方法』を観始める。
第1シーズン、結末次第というところもあるんですが、脚本・構成の完成度がめちゃくちゃ高くてびっくりしました。
あと、いわゆる「お色気担当」が男キャラで、男が男を口説くシーンがたくさんあるのが面白い。

huluで海外ドラマ『ザ・ラストシップ』観賞。
ミリタリーアクションとパンデミックパニックを組み合わせた超派手な作品。
こんなに戦闘シーンカッコイイならもっと早く観ておけばよかった!
大好きな作品になりそうだけど、内容が内容だけにダレ場は覚悟しておきます。
『ザ・ラストシップ』の主人公の一人と言っていい「駆逐艦ネイサン・ジェームズ」。
5インチ単装砲が「キュイーン」と動く度に、あまりに頼もしい&可愛らしくて身悶えする。

amazonビデオで配信が始まった海外ドラマ『マッド・ドッグス』がめちゃくちゃ面白い!
ベリーズ諸島の豪華な別荘に、大学の同級生だった五人組が同窓会で集まる。
観光地を満喫する五人だったが、ある夜のパーティー、
「猫が入ってきた」
というセリフの瞬間すべてが崩壊。急転直下の犯罪ドラマ。
「海外で犯罪に巻き込まれたド素人のグダグダっぷり」という、
本来とても物語化しにくい要素をしっかりとした筋立てに仕上げているのが楽しかったです。
バイオレンスシーンがいつも唐突なので心臓に悪い。


映画の話題。

シャマラン新作『ヴィジット』これは怖い。面白い。
幼い姉弟が、田舎の祖父母の家に泊まりがけで遊びにいくが何かがおかしい。
そして「ある事実」が判明した瞬間、自分のキモがキュッと縮こまって冷えていくのが実感できました。
でも二回目を観たらコメディっぽく感じるという一粒で二度美味しい映画。

二回目三回目はさておき、初見の『ヴィジット』は本当に怖いと思う。
もう途中からはおばあちゃんがクッキー食べてるだけで怖い。
明らかに嫌な物音がして怖い。そして弟くんのラップは癒やし。

映画『葉問(イップ・マン)3』を香港盤ブルーレイで観ました。
そのうち日本公開されると思うのですが、僕はせっかちなので輸入に頼ってしまうのです。
もう50歳過ぎてるはずなのに、まだまだベストバウトを更新していくドニー・イェンは本当に凄い。
あと、今回ドニーと戦うマイク・タイソンはさすがにボクシングが上手かったです(そりゃそうだ)。

少し前に試写会で『ボーダーライン(原題 Sicario)』観ました。
仁義なきアメリカ・メキシコ麻薬戦争サスペンス。超面白かったです。
ヘビー級の見応え、後味の悪さ。全編を貫く無力感と部外者感。意図的に爽快感が排除されたアクション。
文句なしの画作り。嫌な映画だけど一見の価値ありです。

映画『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』観てきましたよ。
ここ最近のドラ映画のなかでは一番面白かった……!
特に、原始人の少年ククルの表情や作画が素晴らしかったです。
もしも俺がギガゾンビだったらククルは「せっかくだから……」ってな感じであれやこれや拷問されてたと思う。

『マイ・インターン』 
バリバリ働く女性社長(アン・ハサウェイ)と、その部下になった老人(ロバート・デ・ニーロ)の素敵な友情物語。
「理知的で清潔感があって、女性の仕事に理解を示し、決して他人をバカにしない男」が
周囲にいい影響を与えていくという、すごくまっとうな映画です。おすすめ。
ちなみに『マイ・インターン』は吹き替え版のほうがおすすめです。
最近、個人的には洋画字幕の情報量が少なすぎる印象。
吹き替え版のほうが楽しめる映画が増えてきました。
まあ、こういうこと言い出すと最終的には英語勉強しようぜ、ってなっちゃうんですが……。

ジャッキーの新作『ドラゴン・ブレイド』!
ここ十年くらいのジャッキー映画では一番のデキだと思うんですがどうでしょう。
濃厚な男同士の友情に絡むのは、極悪非道な嫉妬の鬼を演じるエイドリアン・ブロディ。
アクションもいいし、たくさん人が死んで悲しい。いい映画です。


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